加齢臭の臭いの種類は6つ!どんな臭いがマズイかわかりやすい例えで解説!

ども。セータです。

ほとんどのの人が『加齢臭』というワードを聞いたことあると思いますが、加齢臭が具体的にどんな臭いがするのかを知っている人は少ないです。

はい、どうぞ。こちらのニオイが加齢臭となっています。」なんて誰かが丁寧にレクチャーしてくれるわけではないので、身近な50代の男性のニオイを嗅いで見たり、自分の体臭を身近な人に聞いてみたり・・・と手探りして「なるほど、このニオイが加齢臭なのか…」と理解していくしか加齢臭のリアルな臭いを知る手段はありません。

ただ、臭いの種類は個人差があるものの、ある程度の種類に絞ることができます。

今回は加齢臭の可能性が高いニオイの特徴をわかりやすく何かに例えて紹介します。

加齢臭がした時の対策も併せて紹介しているので、「ヤバい…この臭い俺の体から出てるかも…」と思った人は、周りの人が不快に感じる前にさっさと対策してしまいましょう!

ニオイトラブルは男にとって永遠の宿敵ですが、解決する方法は色々あります。

嫌な加齢臭を良い香りに変えることができれば、女性の好感もアップするのでモテやすくなります。

良い香りをまとって、いくつになっても素敵だと思われる男を目指していきましょう!

index

加齢臭の臭いの原因

加齢臭の臭いの原因は、皮脂腺の中の脂肪酸と過酸化脂質が結合することによって生まれる「ノネナール」という物質です。

このノネナールは男女関係なく、40代以降に脂肪酸と過酸化脂質の分泌量が増えてくることが原因で急増してきます。

10代・20代の若い世代の人からはノネナール成分が検出されないことから、ノネナールが加齢臭の原因であると判明しました。

また、ノネナールの分泌に大きく関与している「活性酸素」の量によって、加齢臭が強い人・弱い人に分かれる傾向があるということも研究されています。

活性酸素が多くなってしまう人は、肉食中心の食生活をしていたり、日々ストレスや緊張感を持っていたり、喫煙や運動不足など生活習慣が原因とされています。

つまり、規則正しい生活と健康的な食事、適度な運動など生活習慣を改善することによって、加齢臭の抑制につながります。

加齢臭の具体的な対策方法は後程紹介します。

加齢臭の臭いの種類

加齢臭のニオイには個人差があるので、感じる臭いの種類も様々です。

今回は、よく加齢臭に該当する臭いの特徴をイメージしやすい物に例えて紹介します。

蝋燭(ろうそく)のようなにおい

加齢臭でよく言われる例えがろうそくのような臭いです。強烈な臭さではありませんが、なんとも言えない独特なロウの匂いがするのが特徴です。

チーズ(ブルーチーズや青カビ)のようなにおい

チーズも加齢臭のニオイとしてよく例えられます。普通の体臭では臭わないような少し臭みのある臭いが鼻をツーンとさせます。

古本のようなにおい

古本を開いた時に、もわ~んと漂う空気のような臭いです。ほこりっぽい臭い、雑巾臭い、老人臭という人もいます。

酸っぱい梅干しやアンモニア臭・硫黄のような刺激臭

梅干しのような酸味のある臭いや、尿のようなアンモニア臭・硫黄臭を感じる人も多いです。たまねぎ臭やにんにく臭のように感じるという人もいます。

ストーブに使う古い油やポマードのような古臭いにおい

体の“脂”ではなくストーブに使う油やガソリンのような臭いです。油を使用した整髪料のポマードのような臭いと感じる人もいます。

カメムシ・生ごみ・うんちのような強烈な青臭い(生臭い)におい

カメムシのような虫のような臭い、生ごみ臭い、うんち臭い場合もあります。この臭いの種類はかなり強烈で、加齢臭と体臭が混ざり合っている可能性もあります。一度でも「生臭い」と言われたことがある人は早急に対策をした方が良いでしょう。

加齢臭を抑制する7つの対策

対策1.食生活を改善する

お肉などの動物性脂肪を食べ過ぎると、皮脂を過剰に分泌してしまう可能性あがるので、食べ過ぎには注意しましょう。

脂質が多い食事は、加齢臭だけでなく体臭全般のニオイを強めてしまうので、脂っこいものばかり食べている・・・という人は食生活を改善するようにしましょう。

洋食は、基本的に脂質が多い構成になっているので、和食を中心とした食生活に変えるのがわかりやすくて簡単です。

和食によく使われる野菜や魚、雑穀米などは低脂肪な上に抗酸化作用があります。

また、味噌汁やしょうゆの原料である大豆に含まれているイソフラボンには活性酸素を抑制してくれる働きもあったりと、和食は加齢臭で悩む人にピッタリのメニューが多く揃っています。

対策2.タバコを禁煙する

タバコを吸うと加齢臭を生み出す原因の一つである「活性酸素」を増加させてしまいます。

さらに、体の新陳代謝の低下、血液循環の悪化にも影響してしまうので、老廃物が体に溜まりやすく、加齢臭だけでなく嫌な体臭を放つ要因になっています。

タバコ1本吸うだけでも、活性酸素を抑制してくれるビタミンCを30~100g程度失うとも言われています。

禁煙はなかなかハードルが高く難しい部分もありますが、その分のカラダへの良い恩恵がたくさんあります。

加齢臭や体臭を深刻に悩んでいる人は、少しずつタバコの数を減らしていくなど対策をスタートすることをおすすめします。

対策3.汗をかいたままにしない

日中にカラダを動かして汗をそのまま放っておいてしまうと、汗が雑菌に分解されて嫌なニオイを放つようになります。

かいた汗は、こまめに制汗シートやタオルなどで拭き取りましょう。

特に汗をかきやすい体質で悩んでいる人は、制汗剤やデオドラントアイテムを使って汗自体をかかないように対策するのが効果的です。

対策4.シャワーではなく湯船で温まる

毎日のお風呂をシャワーで済ませている人は、しっかり湯船につかることで加齢臭対策になります。

現代は、オフィスや自宅で冷房を使うことが当たり前になっているので、暑い夏場であっても汗をかく機会が減っています。

汗をかかなくなると、汗腺の機能が低下してカラダに老廃物が溜まりやすく、嫌なニオイを発する原因になってしまいます。

湯船につかってしっかり汗をかくことで、開いた毛穴から老廃物が落ちてくれるようになります。

老廃物が排出された肌はキレイにもなるので、湯船につかることは美肌効果にも期待できます。

対策5.全身をキレイに洗う

湯船にしっかりつかることも効果的ですが、体をササッとではなく丁寧に洗うことも加齢臭に効果があります。

加齢臭は「耳の後ろ」「首の後ろ」「胸」「背中」あたりからニオイのもとがたくさん分泌されます。

このニオイのもとが残ってしまっていると、汗と混じって嫌なニオイになってしまいます。

適当ではなく丁寧に体を洗うことで、ニオイのもとをしっかり除去できるので、毎日お風呂でしっかり体を洗うようにしましょう。

汗をかきやすい人は、朝にシャワーをして夜は湯船につかるなど、体を洗う回数を増やすことで、より加齢臭を抑制できます。

朝シャワーをするのが面倒・・・という人は起きた時に耳や首回りを濡れたタオルで拭くようにするだけでもニオイを軽減できます。

対策6.加齢臭に効果的な石鹸を使う

普通の石鹸で体を洗うと、肌はキレイに洗浄することができますが、加齢臭のもとになるノネナールを殺菌する効果まではありません。

普通の石鹸で肌をキレイにすると、その時は加齢臭もおさまりますが、一定の時間が経過したり汗をかいてしまうと、再び加齢臭が放つ状態になります。

加齢臭のもとになるノネナールを殺菌できる成分が入っている石鹸やボディソープを使えば、加齢臭が出るまでの時間を長く確保できるようになるので、日中に生じる加齢臭を大幅に軽減することができます。

柿渋エキス(柿タンニン)や緑茶エキス(カテキン)、ミョウバン、炭、銀イオンなどが加齢臭の殺菌成分として有名なので、この辺りの成分が含まれている石鹸やボディソープを選びましょう。

対策7.定期的にストレスを発散させる

仕事などでストレスを溜め込んでしまうと、活性酸素が多く発生してしまうので、ノネナール(加齢臭の原因となる物質)の分泌量が増えてしまいます。

多くの人が加齢臭に悩み始める40代は、仕事や家庭などで忙しく特にストレスを溜めやすい時期でもあります。

完全にストレスフリーな状態は難しいので、おもいっきり打ち込める趣味やスポーツを見つけて、ストレスを上手に発散させるようにすることが大切です。

加齢臭の臭いの種類・原因・対策まとめ

加齢臭はなかなか指摘しづらいものなので、自分で気付こうとしなければ発見が遅れてしまいます。

身近な人に相談したり、自分で臭いをしっかりチェックして加齢臭が出ていないかを確認しましょう。

加齢臭の臭いの種類は個人差があるので様々ですが、30代中盤~40代の人が普段とは異なる体臭を感じたら加齢臭の可能性が高いと言えます。

加齢臭が出る原因は生活習慣からくるものが多く、対策や改善はすぐに取り掛かれるものも多いので、周りの人が不快に感じてしまう前にニオイケアをしっかり行っておきましょう。

おすすめの記事