
ども。セータです。
ふとした時に、突然オナラのようなお腹の音が鳴り響いて恥ずかしい思いをしたことってありませんか?
シーンとしている時に、「え?!おなら?!」と間違えられて視線が集まったり、苦笑いされると、めちゃ恥ずかしいですよね。
いくらかっこよくキメていても、急に可愛らしく見られてしまいます。
そんなお腹の音の一番の問題は、『自分で全く調整できないこと』。
いつ鳴るのか自分でも想像できないサプライズは本当に辞めて欲しいですよね。
でも、このオナラのようなお腹の音が鳴る人には共通点があるので、ある程度の対策をすることが可能です。
恥ずかしい思いをしなくて良いよいに、お腹の音もばっちりコントロールしてやりましょう!
オナラのようなお腹の音が出る原因
お腹が鳴る音には「ぐー」「ゴロゴロ」「ぎゅるぎゅる」「ぶー」など色んなバリエーションがあります。
このお腹の音は『腹鳴(ふくめい)』と呼ばれます。
この腹鳴は音の種類によっておおまかに原因を推定することはできますが、個人差があるのでお腹の音が鳴る様々な原因を知っておくことが大切です。
それぞれの原因に心当たりがあれば、改善することで腹鳴を抑えることができます。
原因1.空腹時の胃の収縮
お腹が空くと「グ~」と音が鳴りますよね。
これはお腹が空いて血中の糖濃度が下がると、胃袋の中の物が消化器官に運ばれて胃の収縮活動が始まること原因です。
胃袋から腸に空気が押し出される時に「グ~」という音が出ます。
原因2.胃腸の消化活動
お腹が減っていない時でもお腹が鳴ることはあります。
胃の中で食べた物を消化して、腸へ送り出す時に微量のガスが発生します。
このガスが腸の壁を振動させるので音が発生します。
つまり、何かを食べるたびに胃腸は活動するので、お腹の音は大なり小なり常に生じるものということなります。
原因3.空気を飲み込む癖がある人
呼吸をして入る空気は肺へと向かっていきますが、空気をごくっと飲み込んだ場合の空気は胃に向かいます。
胃に向かった空気は口に戻ってくるか、腸に向かうかのどちらかにわかれます。
口に戻ってくる場合はゲップとして、腸に向かう場合は腸で「ぐ~」と鳴る原因となります。
原因4.胃腸に刺激が強い食べ物を好む人
冷たいものや熱いもの、辛いもの、酸っぱいものなど過度に刺激がある食べ物は胃腸に負担がかかるので、胃腸の活動を活発化させてお腹の音の発生につながります。
また、不溶性食物繊維が多く含まれているサツマイモや大豆、ゴボウなどもお腹の音の原因になります。
原因5.食事のスピードが速い人
よく噛まずに食事をすると、胃腸の消化活動がそれだけ活発になるのでお腹の音が大きくなる傾向があります。
また、早食いは食べる時に多くの空気も一緒に吸い込みやすいので、お腹の音の原因となります。
食べる時によく喋る人も空気を飲み込みやすい傾向があります。
原因6.空気を含む食べ物や飲み物が好きな人
空気をたくさん飲み込んでしまう「ガム」や、空気をたくさん含む「炭酸飲料」などは体内に空気をたくさん入れてしまうのでお腹の音が生じやすくなります。
原因7.猫背など姿勢が悪い人
猫背のような前方へうつむく姿勢は、唾液を飲みやすくなってしまうので、唾液と一緒に空気が体内へ入りやすくなります。
スマホやパソコンを猫背や前かがみなどの姿勢でじ~っと見つめる癖がある人は注意しましょう。
原因8.ウエストがきつめのファッションをしている人
過度にお腹を締めつけてしまうと、胃腸を圧迫させてしまうのでお腹が鳴りやすくなってしまいます。
原因9.鼻ではなく口で呼吸している人
鼻呼吸は肺へ空気が送られますが、口呼吸の場合は胃へ送ってしまうことがあるのでお腹の音が鳴りやすくなります。
原因10.便秘や下痢の人
便秘や下痢の場合、腸内環境が悪い可能性が高いのでお腹にガスがたくさん溜まっています。
ガスが多ければ多いほど腸の中で音が生じやすくなってしまいます。
オナラのようなお腹の音が出る場合の対処法
オナラのようなお腹の音を出さないようにするには、さきほど紹介した原因を回避すれば良いのですが、どんな対策があるのかを具体的に紹介します。
対策1.胃腸への負担が少ない食べ物をよく噛んで食べる
急いで食事をせずに、ゆっくりよく噛んで食べることが大切です。
また、ベラベラと喋り過ぎないこと、胃腸への刺激が強そうなものを控えることも重要です。
ガムや炭酸飲料のような空気を多く含んだ食べ物や飲み物も控えておきましょう。
対策2.背筋を伸ばして姿勢を改善する
猫背などの前傾姿勢の癖が付いている人は唾液と空気を飲みやすくなるので、背筋を伸ばすように改善しましょう。
「お腹の音がなりそう…!!」というピンチが来た時は、背中を丸めるのではなく逆にピンと背筋を張ってお腹に力を入れるようにしましょう。
さらに、腹式呼吸も行うとお腹の音のピンチを回避できる可能性がアップします。
腹式呼吸は、背筋を伸ばした状態で、鼻からゆっくり空気を吸い込んで、おへそ辺りを膨らまします。
それから口でゆっくり息を吐きだして、お腹を凹ませます。
鼻で空気を吸い込む時の倍くらいの時間をかけて、ゆっくり口から空気を吐き出すようにするのがポイントです。
対策3.定期的にストレッチをする
ずっと同じ体勢をしていると、胃腸の中の空気が一定の場所から移動しにくくなるので、定期的に背伸びをしたり、色んな方向に身体を動かすことで胃腸の空気をスムーズに移動させることができます。
万が一、おならのようなお腹の音が鳴ったとしても小さな音で防げる可能性がアップします。
対策4.胃腸に負担がかからない服装をする
お腹辺りを強く締め付ける服装は胃腸に負担がかかってしまうので、少し余裕がある服装を心がけましょう。
対策5.糖分を摂取して血糖値を上げる
血糖値が下がると胃腸の運動が活発になりやすいので、血糖値を上げるようにすれば一時的に胃腸の運動を抑えることができます。
チョコレートや飴などであれば、さりげなく食べれて血糖値を効果的に上げられるのでオススメです。
オナラのようなお腹の音が出る場合の対処法まとめ
オナラのようなお腹の音は何が原因であるかを特定することは難しいですが、お腹の音自体をしっかり対策してやれば解決できます。
原因もほとんどが対策できる内容なので、心当たりがある原因を一つずつ潰してオナラ容疑を晴らしていきましょう!