男性版|メンズスキンケアのすべて!正しい順番と方法でやり方を完全マスター

スキンケアがしたいけど、

「どうやってやるのか方法がわからない・・・」

「正しい順番通りにしないとダメ?そもそも順番がわからん・・・」

「スキンケアのアイテムが多過ぎてどれを選べばいいんだ・・・」

とモヤモヤしている男性はたくさんいます。

そこで今回は、男のスキンケアの方法をわかりやすくスッキリ解説していくので、これからスキンケアを始める人や、今のスキンケアが正しいのか不安な人はしっかりチェックしていきましょう!

慣れれば全て無意識にできるようになるくらいカンタンですが、最初はなるべく丁寧にやるようにしましょう。

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男の豆知識|メンズスキンケアが大切な理由

メンズスキンケアが大切な理由3

スキンケアの方法をチェックする前に、ちょっとだけ。

知っておきたい“男の豆知識”を紹介します。

実は女性よりも男性の方がスキンケアをするべきなんですが、その理由ってわかりますか?

男性の肌は、女性の肌よりも肌の内側の水分量が少ないので肌が乾燥しやすくなっています。

肌トラブルの主な原因は、この「乾燥」から引き起こされるので、男性はしっかりスキンケアをしなければ女性以上に肌トラブルを招くことになってしまいます。(乾燥肌ではなくオイリー肌の男性の場合も、乾燥から肌を守るために皮脂が過剰に分泌されていることが原因です。)

さらに、男性の場合は、日常的に髭剃り(シェービング)で肌にダメ―ジを与えていたり、女性のように日焼け止めクリームを塗る習慣が定着していないので、肌が弱まった状態になりがちです。

よって、本当は男性こそスキンケアが必要というわけです。

男のメンズスキンケアの方法と順番

では、メンズスキンケアの具体的な方法を見ていきましょう!

といっても方法は超シンプルで、この3つのステップで完了です。

メンズスキンケアの方法と順番

①洗顔する(洗顔料)
②保湿する(化粧水・美容液)
③保護する(乳液・クリーム)

一つずつ、わかりやすく解説するのでチェックしていきましょう!

男のメンズスキンケア|順番①:洗顔する(洗顔料)

男のメンズスキンケア順番洗顔する

まずはなんといっても洗顔です。

一日生活するだけで、排気ガスやホコリなど肌は見えない汚れまみれになっています。

さらに皮脂や汗も混じって、菌が繁殖しやすい最悪な状態です。

なので、いきなり化粧水や美容液を塗っても、肌に浸透しにくく効果が大幅にダウンしてしまうので、まずはキレイに洗顔することが大切です。

男の正しい洗顔の方法

男の正しい洗顔の方法

①洗顔する前に必ず手を洗う
②ぬるま湯で顔全体の毛穴を開く
③洗顔料を泡立てる
④顔を洗う順番を意識して洗顔する
⑤キレイに顔をすすぐ
⑥タオルで優しく拭く

①洗顔する前に必ず手を洗う

意外と洗顔前にしっかり手洗いができていない人が多いです。汚い手で顔を触らないようにしっかり手の汚れから落としましょう。

②ぬるま湯で顔全体の毛穴を開く

ゆるま湯を顔の全体に濡らすと、顔の毛穴が開いて、毛穴の奥の汚れや頑固な皮脂汚れが落とせるようになります。33~35℃くらいのぬるま湯が理想。時間がない時は水でもOK!)

③洗顔料を泡立てる

洗顔料を手に出していきなり顔へGO!はダメです。

手でしっかり泡立ててから顔を洗うようにしましょう。泡立っていない洗顔料を顔でゴシゴシすると、肌に負担がかかるのでそれこそ乾燥肌や赤みにつながってしまいます。

洗顔料には、固形石鹸、フォームタイプ、パウダータイプなどの種類がありますが、泡立て方はどれも基本的には同じで、水と空気を混ぜ込むイメージで泡立てましょう。

④顔を洗う順番を意識して洗顔する

TゾーンUゾーン2
TゾーンとUゾーン

いよいよ洗顔です。

まずはおでこと鼻筋の「Tゾーン」から洗います。手のひらで円をくるくる描くようにすると良い感じに優しく洗えます。

Tゾーンの次は頬とアゴの「Uゾーン」です。Uゾーンは肌が薄くてデリケートなので超やさしく、短時間でOKです。

「Tゾーン」「Uゾーン」をトータル1分くらいで洗顔すれば十分です。長時間ゴシゴシ洗うと逆効果なので、優しくささっとがポイントです。

⑤キレイに顔をすすぐ

意外と重要なのが「すすぎ」です。
 
洗顔料が顔に残ってしまうと、肌荒れや赤み、ニキビなどのトラブルを招く可能性があるので、15~20回くらいはパシャパシャと丁寧に顔全体を洗い流しましょう。
 
洗い流す時もぬるま湯が理想的です。

⑥タオルで優しく拭く

すすぎのあとは、タオルで優しく拭きます。

ゴシゴシ拭かずにやさしくポンポンとスポンジのような感じでタオルを顔にやさしく押して水分を吸い取りましょう。生地が厚めのタオルがおすすめです。

 
この①~⑥の流れで朝と夜の1日2回を目安に洗顔します。2回以上洗うと肌を痛めてしまうので洗いすぎはNGです。

また、正しい洗い方でちきんと1日2回洗っているのに、あんまり変化がない場合や「なんか悪化した?」という場合は洗顔料が肌に合っていない可能性が高いので洗顔料自体を見直してみましょう。
 
メンズ向けのおすすめ洗顔料ランキングで自分に合う洗顔料をみつけてみましょう。

男のメンズスキンケア|順番②:保湿する(化粧水・美容液)

男のメンズスキンケア順番保湿する

キレイに洗顔できたら次は保湿です。

肌トラブルの多くは、乾燥から引き起こされるので、肌に水分を与えてくれる“保湿”は、スキンケアの主役ともいえる超重要なポイントになります。

ここでうまく保湿できないと、どんなに顔をキレイに洗っても(ステップ①の洗う)、どんなに保湿を維持しようとしても(ステップ③の保護する)、スキンケアは失敗してしまいます。

男の正しい保湿の方法

男の正しい保湿の方法

①洗顔後すぐに保湿にとりかかる
②化粧水を手にたっぷり出す
③顔全体に化粧水を馴染ませる
④細かい部分に化粧水を馴染ませる
⑤必要に応じて美容液を使う

①洗顔後すぐに保湿にとりかかる

洗顔が終わった瞬間から肌は乾燥していくので、すぐに保湿にとりかかりましょう。

30秒以内に取り掛かるのが理想なので、洗顔する前から保湿の準備はしておきましょう。

②化粧水を手にたっぷり出す

手のひらにたっぷり化粧水を出します。(ケチってちょっとずつ化粧水を使う人がいますがこれはNG!)

「たっぷりってどのくらい?」って思いますが、最初は結構多めに出してみて、余ったら次回から減らしていけばOKです。

③顔全体に化粧水を馴染ませる

手に出した化粧水をまずは顔全体に馴染ませます。

中央の鼻から外側に向けていくと良い感じに馴染んでいきます。やさしくゆっくりでOKです。

④細かい部分に化粧水を馴染ませる

化粧水が顔全体に馴染んだら、目・口・鼻の周りなど立体的になっていて化粧水が届いてなさそうな細かい部分にも化粧水をしっかり馴染ませていきます。

特に目もとや口もとは皮脂が少なく乾燥しやすいのでやさしく丁寧に馴染ませましょう。

⑤必要に応じて美容液を使う

化粧水を馴染ませたあとに美容液をさらに馴染ませるとよりしっかり保湿することができます。

化粧水は保湿をするためのアイテムで、美容液は保湿成分にプラスして美容成分が配合されたアイテムなので化粧水よりも若干値段は高くなっています。

化粧水を全く使わずに美容液だけ使う人”もいれば、“化粧水のあとに美容液を併用する人”もいますし、“普段は化粧水だけで週に2・3回美容液を併用する人”もいます。

色んなパターンがありますが、これは“どれくらいスキンケアに力を入れたいのか”によります。

肌トラブルが気になるのでしっかりスキンケアがしたい人

洗顔→化粧水→美容液(毎日)

そこまで肌トラブルは気にならないので一般的なスキンケアがしたい人

洗顔→化粧水→美容液(週に1・2回)
または、
洗顔→美容液(毎日)

こんな感じを目安にすると良いです。

使う化粧水や美容液によって保湿具合も大きく変わるので、「あれ?」と思ったらあっさり違う化粧水や美容液に変えてみるのもアリです。

初めて選ぶ人は自分に合いそうなものを選ぶようにしましょう。

男のメンズスキンケア|順番③:保護する(乳液・クリーム)

男のメンズスキンケア順番保護する

化粧水や美容液をたっぷり馴染ませて肌が潤っても、それを維持できなければ、水分は徐々に蒸発していって消えてしまいます。

その水分の蒸発を抑えて、肌に水分を閉じ込めるステップが最後の“保護する”工程です。

化粧水&美容液→皮膚に水分を補って、肌に潤いを与えることが目的
乳液&クリーム→皮膚の表面に薄い膜を作って、水分の蒸発を防ぐことが目的

乳液とクリームは、質感が違います。乳液の方がサッパリしていて、クリームはしっとりしています。

どちらでも問題ないですが、オイリー肌~普通肌の人は乳液、乾燥肌の人はクリームと使い分けるイメージです。

男の正しい保護の方法

男の正しい保護の方法

①化粧水や美容液を馴染ませてから2~3分後にスタート
②手のひらに乳液(orクリーム)を出してなじませる
③目元や口もとにやさしく練り込む
④Uゾーンにやさしく練り込む
⑤Tゾーンにやさしく練り込む

①化粧水や美容液を馴染ませてから2~3分後にスタート

化粧水や美容液が若干乾くまで(2~3分を目安)少し待機します。

②手のひらに乳液(orクリーム)を出してなじませる

いきなり顔に塗らずに、まずは手のひらに乳液(orクリーム)を出してやさしく馴染ませます。

こうすることで、乳液(orクリーム)の厚みが均質になるので、ムラができにくくなり、さらに若干温まるので肌に浸透しやすくなります。

乳液やクリームは結構伸びるので少量でもOKです。足りなかったら追加しましょう。

③目もとや口もとにやさしく練り込む

乾燥しやすい目もとや口もとにやさしく馴染ませながら塗っていきます。

④Uゾーンにやさしく練り込む

TゾーンUゾーン2
TゾーンとUゾーン

続いて、頬や顎周りのUゾーンにもやさしく馴染ませながら塗っていきます。

⑤必要に応じてTゾーンにやさしく練り込む

おでこや鼻筋のTゾーンは皮脂の分泌量が多い場所なので、おでこや鼻筋がテカテカして気になる人は塗らなくてもOKです。

おでこや鼻筋の乾燥が気になる人はやさしく練り込みましょう。

男性におすすめのメンズスキンケアアイテムの選び方

メンズスキンケアの方法は以上ですが、どのスキンケアアイテムを選ぶかということもとても重要です。

どんなに丁寧に正しく、毎日スキンケアをやったとしても、選んだアイテム自体がイマイチだったり、自分の肌に合っていなかったら効果に期待することはできません。

人それぞれ相性の良いスキンケアアイテムは異なるので、自分の年齢や肌質を確認した上で、自分にピッタリのアイテムを探してみましょう。

日焼け止めクリームも併用したい

紫外線や乾燥によるダメージ

紫外線対策を何もせずに、紫外線を浴び続けるとシミやくすみ、シワなど老けた印象の顔になっていきます。

清潔感や若々しさを維持したい人は、日差しが強い夏場や、一日中外出をする日だけでも日焼け止めクリームを塗っておきたいので、1本は持っておくようにしましょう。

忙しい男性にはメンズ用オールインワンもおすすめ

化粧水、美容液、乳液などを順番にやっていく時間がない、面倒という男性はオールインワンが手っ取り早くておすすめです。

オールインワンは、化粧水→美容液→乳液(クリーム)の工程を1本にまとめたもので、洗顔後に塗るだけのとってもカンタンで手間いらずなアイテムになっています。

じゃあコレだけでいいじゃん!ってなりますが、手間が不要な分、化粧水→美容液→乳液(クリーム)の工程で行ったスキンケアよりもトータルの効果はやや劣ります。スキンケアにかける時間を短縮したい男性向けのアイテムです。

目立つ肌トラブルやエイジングケア向けのBBクリームも

男の顔にシワができる原因とは

BBクリームは毛穴の黒ずみやニキビ、クマ、シミ、青ひげ、赤みなど、肌のトラブルが目立つ部分に塗ることで、目立ちにくくしてくれるアイテムです。(女性用のアイテムで言うとファンデーション)

最近はBBクリーム使う男性が増えてきているので、男性の肌に近い色合いのもの、顔がテカリにくいもの、日焼け止めの成分が入っているものなど、男性向けのBBクリームが増えてきています。

乳液を塗ったあとすぐはBBクリームが乗りにくいので、乳液が乾いてから塗りましょう。

男のスキンケア|メンズスキンケアの順番や方法まとめ

メンズのスキンケアについて詳しく解説してきましたがいかがでしたか?

慣れないうちは面倒だと感じることもありますが、慣れてくると何も考えずに無意識にできるようになります。

小さな毎日のスキンケアですが、1年、3年、5年、10年・・・と積み重ねていくと、スキンケアをやっている・やっていないで大きな差になります。

男もスキンケアをすることが当たり前になってきた時代なので、周りに差をつけられないように、爽やかで若々しい男を目指しましょう!

スキンケアに慣れていない男性は、お気に入りやブックマークをお忘れなく!何度も見返して慣れていきましょう。

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