
ども。セータです。
ある日、二の腕を見たら赤いブツブツを発見して、ギョッ?!としたことはありませんか?
あせも?のような赤っぽくも黒っぽくも見える謎の小さなブツブツ。しかも大量。
「二の腕って意外と人に見られやすいんだよな…特に夏とか」
「しばらくしたら勝手に治ると思ったのに、全然消えないじゃんこのブツブツ…」
「せっかく筋トレで腕を鍛えたのに、ブツブツが気になるなぁ…」
こんな感じで、二の腕のブツブツに悩まされている人は、男女問わずたくさんいます。
そこで今回は、二の腕のブツブツの正体と撃退方法をわかりやすく紹介していきます。
サッパリとキレイな二の腕をゲットして、清潔感のある男を目指しましょう!
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男の二の腕のブツブツの正体は毛孔性苔癬!
二の腕のブツブツの正体は、かなりの高確率で『毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)』です。
こんなやつですね↓
症状名があまり一般的ではないので、「ん?もうこ…?何?」って感じですよね。(さらに別名で毛孔角化症(もうこうかくかしょう)とも言ったりするのですが参考程度でOK。)
毛孔性苔癬をわかりやすく言えば「サメ肌」。
こちらは聞いたことがあるかもしれませんね。
毛孔性苔癬(サメ肌)は皮膚疾患の一つとなっています。
日光に当たってブツブツが出来た人は日光過敏症の可能性もある
ただし、毛孔性苔癬と似たような疾患に、「日光過敏症」というものもあります。
長時間、外で日光に当たった際に、赤みのあるブツブツが出てきた!という場合は、日光過敏症の可能性があります。
毛孔性苔癬と日光過敏症を見分けるポイントは、“かゆみがあるかどうか”です。
毛孔性苔癬はそこまでかゆみがありませんが、日光過敏症はかゆみを伴うケースが多くなっています。
一時的に治った場合はダニの可能性も
ある時、急にブツブツが出来て、一週間程度で治った場合はハウスダストなどのダニが原因の場合があります。
ダニによる場合は、「赤みがある」「かゆみがある」「一時的」「二の腕以外にもブツブツがある」という特徴があります。
男性の毛孔性苔癬の主な原因
二の腕のブツブツの正体である「毛孔性苔癬」の原因は主に2つあります。
原因1.肌のターンオーバーが乱れている
肌というものは、ターンオーバーと呼ばれる肌生成サイクルによって古い肌から新しい肌にどんどん生まれ変わっていくものなのですが、ターンオーバーが乱れてしまうと、古い肌(角質)がなかなか新しい肌に生まれ変われずに蓄積するようになり、毛穴や毛穴周りにブツブツができてしまう場合があります。
ターンオーバーが乱れてしまう原因は、寝不足やストレス、疲労、タバコ、お酒、運動不足、食生活などの生活習慣や、紫外線や乾燥といった外部からのダメージなど色々と考えられるので、「○○が原因だ!」と特定するのは難しくなっています。
原因2.遺伝的な要因
両親など家族に二の腕のブツブツ(毛孔性苔癬)が見られる場合は、遺伝的な原因も考えれます。
毛孔性苔癬と遺伝の関係については、現在も研究が進められています。
毛孔性苔癬になりやすい人の特徴
二の腕のブツブツ(毛孔性苔癬)が発症しやすい人の特徴もチェックしておきましょう。
特徴1.中学生~20代の若い世代
毛孔性苔癬は子供でも発症する場合があり、比較的若い人に多く見られる皮膚疾患です。
思春期にブツブツが現れる確率が最も高くなっています。
若い頃に発症してから、一定の割合の人が徐々に治っていくので、30代40代と高齢になるにつれて毛孔性苔癬に悩む人は少なくなっていきます。
ただ、なかなか治らない人も多いので、放っておけば必ず治すというわけではありません。
特徴2.性別は無関係
二の腕のブツブツは女性のトラブルと思っている人もいますが、実は性別は特に関係ありません。
男性よりも女性の方が肌トラブルに敏感なので、悩んでいる人の数が多く見えるだけだと考えられます。
最近は男性も美容への関心が高まっているので、二の腕のブツブツを早くどうにかしたい…と思っている男性もかなり多くなっています。
特徴3.肥満体型の人
毛孔性苔癬の主な原因であるターンオーバーの乱れは、生活習慣が関係しているので、食事の偏りや運動不足の傾向がある肥満体型の人の方が発症する可能性が高いと言えます。
二の腕のブツブツ(毛孔性苔癬)に悩む男性向けの対策は2つ!
二の腕のブツブツに悩む男性は、「市販薬を使う」か「病院で治療」の二つ対策法があります。
市販薬を使って自宅で治す
二の腕のブツブツを治したい場合に、まず試したいのは市販薬を使うことです。
肌に不安がある人は、片腕の気になる一部分だけに塗って2日間様子を見るようにしましょう。
病院で治療する
市販の薬やクリームで治らなかった場合は病院での治療を検討してみましょう。
病院での治療法は色々な種類があります。
保険が効く内科などであれば、その人の症状に合った塗り薬や飲み薬を処方してもらう可能性が高いです。
保険適用なので安価というメリットはありますが、あまり改善されない場合もあります。
保険適用外であれば、薬剤を使って角質を除去する「ケミカルピーリング」、細い針で肌に刺激を与えて再生化をしていく「ダーマローラー」、レーザー照射によって皮膚の再生力を促進する「レーザー治療」などがあります。
保険適用外の治療法は高額な分、改善できる可能性が高くなっています。
男性の二の腕のブツブツの正体と治し方まとめ
男の二の腕のブツブツの正体は毛孔性苔癬(サメ肌)です。
原因は肌のターンオーバーの乱れや紫外線などのダメージがあり、○○が原因!と完全に特定することは難しいですが、溜まった角質をしっかり除去して、ターンオーバーを正常に戻すことができれば二の腕のブツブツを治せる可能性が高まります。
最近の市販薬は効果的販売されているので、ブツブツが気になる人はとりあえず塗ってみて様子をしばらく見てみると良いでしょう。